TJAR2014 4日目(8/13)

TJAR2014 8/13 4日目のこと

目が覚めると3時間仮眠のはずが3時間50分経過しており、「やばい置いて行かれたか!」ととても焦った。
たぶん声に出ていたと思う。
しかしみんな寝過ごしていて、自分が一番早く目覚めていた。笑

すぐにみんなを起こしてパンを食べながら準備し、3人そろって出発した。

この日の目標は最低限は駒ヶ根のドラッグストアに間に合うこと。
できれば駒ヶ根でお風呂に入ること。
そして市野瀬に深夜でも到着して市野瀬で仮眠を取ることだった。

ロードを3人でしゃべりながら歩き、スキー場に着くころには夜が明けた。

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スキー場からは雲海がとてもきれいだった。

スキー場では休まずそのまま3人で木曽駒を目指した。
登山口直後の幸ノ川渡渉ポイントの増水は治まっており、シューズを濡らさず渡ることができた。
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渡渉ポイントでの田中選手

途中の水場(4合目半力水)辺りから田中選手がペースが合わないとのことで徐々に遅れて行った。
7合目避難小屋で小休憩し、さらにすすむ。
避難小屋では御嶽山がきれいだった。
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避難小屋にて、御嶽山をバックにやまちゃんポーズ

今大会初めての晴天で景色も良い。
気分も高揚し佐幸選手とフォーフォー雄叫びを上げながら順調に進んだ。

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木曽駒への登り。佐幸選手

玉ノ窪小屋、木曽小屋はパスし一気に頂上まで登った。

木曽駒ヶ岳山頂では写真を撮影し、ちょっとの間だけ眺望を楽しんでからすぐに出発した。

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木曽駒頂上にて佐幸選手と

木曽駒では大勢の方から応援していただいた、ありがたい。
駒ヶ岳頂上山荘でメディカルチェックを受ける。
ここでは阿部選手が休憩していた。
どうやら(ある意味予想通りだが)寒くてよく寝られなかったらしい。
頂上山荘では食事がとれなかったのでメディカルチェックが終わるとすぐに佐幸選手と宝剣山荘に向けて出発した。

ほどなく宝剣山荘に到着。
カレーなどの手のかかる食事は頼むことができなかったためカップめんとチョコレートを食べる。

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エネルギー充填中

食事休憩中に阿部選手と田中選手も到着した。

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仲間みんなとの食事(田中選手撮影)

食事を終え再び佐幸選手と空木岳を目指して出発した。

空木岳までの縦走路は晴天・微風で快適そのものだった。
途中、これまた転勤した若手のM君から駒ケ根で待っていると連絡が入る。
日没ぐらいに到着予定と告げた。
事実そう思っていたし、佐幸選手とは駒ケ根で温泉に入ろうと楽観視していた。
また、お手製のうちわで応援してくれる女性もいたりして、雄叫びをあげながら元気よく進んだ。
しかし、コースの特徴なのかペースが全然上がらない。
去年トレッキングに来た時もタイムを稼げなかったと思いだし、駒ケ根のドラッグストアの営業時間に間にあうか不安になってくる。
檜尾岳を過ぎたあたりから、今度は水のストックが心配になってきて、汗をかかないようにさらにペースを抑えた。
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空木岳への縦走路

結局ペースが上がらないまま木曽殿山荘へ到着。
水を買おうと小屋の主人に聞くとカップめんができるというので2つ注文するとミニトマトをおまけしてくれた、感謝。
食事をしていると再び田中選手が追いついてきた。
今度は3人で小屋を出発し空木岳を目指した。

この登りはそこそこのペースで空木岳に到着。
写真撮影しすぐに下山した。

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空木岳山頂にて 田中選手、佐幸選手と

空木岳を下り始めてすぐに駒峰ヒュッテに到着した。
登山客がテラスで食事していて、拍手で迎えてくれた。
ここで前出のM君に日没は無理で、時間的余裕がなくなってきたことを告げるが、せっかく来たので待っていると言ってくれた。
駒峰ヒュッテでは飲み物をぐい飲みしてすぐに3人で出発した。

この池山尾根の下りのからは足裏にマメができてしまっていて、小走りでは痛く早歩きで下った。
樹林帯に差し掛かるころに日没したが、温泉は絶望的なうえにドラッグストアの営業時間21:45に間にあう自信がなく、ほとんど休憩せずに進んだ。
池山の水場では水の補給と水をがぶ飲みしさらに先を急いだ。
なんとか林道終点の空木岳登山口に着いた時に、若手にドラッグストアに直行することを電話で告げた。

スキー場の斜面に差し掛かるころには歩きではかなり厳しいことを悟る。
スキー場斜面を下りロードに出たところで、田中選手はドラッグストアに寄る必要がないらしく歩くとのことので別れ、佐幸選手と駒ケ根の下りロードを急ぐ。
ロードでは最短距離を通って走ることを決め、菅の台に自分の応援が居るはずもないと思い(実はきてくれていた)、目の前を通らなかった。
佐幸選手は早歩きで、自分は小走りで急ぐが駒ケ根ICを過ぎたあたりで痛みで走れなくなる。
だがそのころには間に合うめどがついていたので歩きに切り替えた。
早歩きの佐幸選手と合流し、閉店10分前に滑り込んだ。
(この買い物は今思えば完走への重大なポイントだった)

ドラッグストアではカフェイン・痛み止め・湿布・カロリーメイトなどを購入した。
M君は店で待っていてくれた。
買い物後、店外で少し話し、記念撮影をして別れた。本当にありがとう。

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M君との記念撮影

買い物後は、まずはガストを目指して歩いた(佐幸選手と駒ケ根ではすきやではなくガストで食べると決めていた)が右足の小指から激痛がすることと足全体が腫れて、時速3km程でしか歩けなかった。
食事をして休めば回復するだろうと思い、足を引きずりながらガストに到着する。
ガストでは待ち望んでいたハンバーグとパスタとサラダを注文し、足を乾かしながらとてもおいしくいただいた。

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ガストでの食事

食事休憩後も足の痛みは治まっていなかった。
足裏の特にまめが痛み、まともに歩けなかった。
ここで初めて完走できないかもしれないと思い、焦りを感じた。
とにかく水道がある場所で立て直したいと思い、スマホで検索しガストから近くにある駒ヶ根市内のすずらん公園に向かう。
佐幸選手も温泉に入れなかったから体を拭きたいと公園まで一緒に行った。
その道のりでも一歩ごとに激痛が走り、右足を引きずりながら歩いた。
だんだんと焦りが募っていく。

すずらん公園につき、まず頭を洗い足をアイシングしてからマメを処置した。
マメは小指の裏全体に広がるほど大きくなっていた。
そうこうしている間に駒ケ根在住の友人A君から電話が入る。
菅の台で待っていたが通らなかったからどこにいるかとのことだった。
連絡くれれば通ったと言うとびっくりさせたかったらしい。
こっちは焦っていたので冷たく「時間がない、忙しい」と言うとすずらん公園に来るという。
了解し電話を切って処置を続けるが、焦ってはかどらない。
この間佐幸選手にも冷たく接してしまったと思う。
後からめちゃくちゃ反省した。

処置や準備をしているとすぐにA君が来てくれた。
ちゃんとルールも調べたらしく、少し離れた場所から眺めながら手伝えないことを申し訳ないと言ってくれた。
本当にこころから応援してくれているんだなとわかり、電話の態度を深く反省した。

佐幸選手は準備ができたようだったので、足を引っ張るかもしれないから先に行ってほしいと告げると、またどこかで会おうと言って出発して行った。
処置と準備をしながら話をし、だいぶ落ち着いてきていた。
とにかく市野瀬を目指す、マメぐらいでは自分からリタイヤしないことを決意し、A君に電話の非礼を謝罪し記念撮影をしてから0時すぎに出発した。

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A君との記念撮影。ふっきれてちょっと元気になっていた


すずらん公園を出発すると、痛みはかなり和らいでいて小走りならば走れることがわかった。
線路を越えてすぐのコンビニで飲み物・甘味・仙丈ヶ岳までの食料を購入し、さらに小走りで進む。
すぐに熱心に応援してくれる近所に住むというおばあさん会った。
旦那さんと登山を楽しむTJARの大ファンとのことだった。
とにかく気をつけて、大浜まで頑張ってと送り出される。

天竜川の手前では歩いている佐幸選手に追いついた。
佐幸選手は走れていることに驚いていた。
本当は一緒に行きたかったが、歩くのが佐幸選手より遅いことと、いつ走れなくなるかわからないことから、先ほどの態度を詫び、そのまま追い抜き小走りで進むことにした。
また、田中選手からは天竜川に架かる橋の下が仮眠適地でそこで仮眠するとメールが入っていた。
ここでも自分は走れるうちに市野瀬を目指して行く、もし寝ていたら起こして欲しい旨を返信し、小走りで進む。

自販機で飲み物を補充しながら登りもほとんど小走りで進むことができたが、途中で眠気のあまり20分ほど座り込むこともあった。
中沢峠からの下りも小走りで進むことができ、思ったより順調に進み空が白む頃に市野瀬に到着した。

TJAR位置図
この日の行程。木曽駒森林公園から市野瀬まで
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