UTMF2015 完走記中編

A3からはプライベートサポートエリアが設置され、そこでさとmintiaさんが待っていてくれた。
さとmintiaさんは電池交換や食べ物の準備などとてもよくサポートしてくれた。
ありがたい。
ここで念のため胃腸薬をさとmintiaさんに頼んでおいた。
枯渇状態で入ったので胃腸が心配だが、しっかりと飲食せざるを得えない。
なるべくよく噛んで食べる。
A4のこどもの国でトランス&PTL仲間のトニーが待ってくれていると聞き、がんばろうと思った。

A3を30分ほど休憩して出発してすぐ嫌な予感が的中し、食べたものを吐いてしまう。
A3からA4まではだらだらとした登り基調で、基本的に全部走るつもりだったが、走ってしまうと胃腸が揺すられてさらに悪化しそうなので歩きが入る。
歩くと眠くなってしまうので走りを入れて、具合悪くなりまた歩くの繰り返しで、飲んだ水やジェルも吐きく。
だが心はまだ折れておらず、時折雄たけびを上げながら(迷惑)進んだ。
まだ燃料も足りていて、弱気になりながらもA4に到着する。

A4のこどもの国では予定通りさとmintiaさんとトニーが待っていてくれた。
さらにもっと先を行っているはずのトランス仲間のOさんも調子悪そうにリタイアの危機だと休憩していた(その後出発し調子を取り戻したらしく28時間台でゴール)。
A4ではさとmintiaさんとトニーに「やめたい」「きつい」など愚痴をこぼす。(2人は行けともやめろとも言わず聞いてくれた)
食べ物も口にする気にならず、少しコーラを飲み、ながながと休憩した。
少し胃腸が回復した気がしたのと、脚や体幹はまだまだ元気だった。
なによりA5までは下り基調なのでとりあえずA5までは行こうと1時間近くも休憩して出発することにした。

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A4入場直後、コーラ入っていかない

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プライベートエリアへ移動。何か不満そうだな。

A5までは下り基調なので登りはだらだら歩き、下りはジョグ程度には走れた。
途中で3回目のミスコースをするも大きなロスにはならず、A5までは順調に下れた。
この間は短かったこともあり何も口にしていない。
A5直前の草原でA4で変えたばかりソックスがびしゃびしゃになったのは萎えたけど。。。

A5では大好きなカツサンドが給食として出ていて進められたが、涙を呑んで辞退する。
そば(うどんだったかも?)もあるが、胃腸の調子が不安だったので温かいだし汁だけいただく。
A5まではまあまあ順調だったので迷わずA6を目指す。
さとmintiaさんに次へ進むとメールしたところで、駆けつけてくれた。
あいさつを交わして先に進む。

A6までは登り基調だ。
最初は問題なかったが途中で走りを入れたとたん、だし汁を吐いてしまう。
その後は水もジェルも受け付けず、飲んではすぐ吐いてしまった。
胃腸を休めるには、もはやお腹を空にするしかないと冷静(?)に判断した。
ここからA6までは必要最低限の水とジェルを舐めるように口に含み、飲み込まずに捨てて脳をだます。
燃料がないので手足は冷え痺れてくるし登りはゆっくりとしか登れず、下りも走れない。
意識ははっきりしているが、注意力が不足し4回目のミスコースで10分ほどロスするし、足もくじく。
そしてこの区間のコースはあまり面白くない。
2時間程の苦行で燃料も気力もほぼ尽きかけていた。
この苦行の間に自分を支えたのは、皆さんの応援、いつも自分がラン仲間に言っている「最後まであきらめるな」の言葉の重み、こんなへなちょこな自分でも北海道の仲間達の目標になっていること、そしてなにより次のエイドで待ってくれているさとmintiaさんだった。
それと、胃腸が少しずつ動き出している手応えもあった。
それでもやはり消耗が激しくA6につくころにはふらふらで「絶対やめる」と思っていた。
(意外なことにこの間の区間順位はそんなに悪くない)

A6に着くと愚痴を言う間もなく、さとmintiaさんが甲斐甲斐しく世話をしてくれた。
とてもやめるなんて言い出せない。
そして座るとほんの少しだけ食欲があったので、まただし汁を飲みとさとmintiaさんが買ってきてくれた桃のゼリーを食べる。
A7までも下り基調なので進む決意をする。
そしてここで腹をくくり、絶対完走することを誓った。
自分を追い込むためにFBにコメントを入れ出発する。

後編へつづく
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