ロードレースとトレイルランレースの違い

今年のUTMFは完走率が40%台とかなり低くなってしまったようだ。

その原因の多くは(おそらく)渋滞によるものだと推測している。
多くの人がUTMFを目指して練習してきて完走できなかったことはもちろん残念だと思う。

自分もスタートは不覚にも前方とは言えず(スタートは600番台)渋滞にはまった。
特に河口湖畔のゆるい登りで立ち止まる羽目になったときは失敗したと思った。
が、ある程度は予想通りだったしA1までの下りロードをがんばればその後の渋滞はないと確信していた(予想通りなかった)。
これらの情報は収集すれば(北海道在住で試走していないamatchでも)簡単に手に入り、予測できたはずだ。
それさえわかっていれば対処は考えられる。
ハセツネの最初なんて渋滞は名物みたいなものになっている。

トレイルランレースを攻略するためのロードレースとの大きな違いは情報収集・装備の選択・作戦だと思っている。
坦々と走れば自分の力を出せるロードレースと違い、トレイルランレースはコースも変化に富み必要な装備もレースによって異なる。

例えばロード比率や路面の状態によってはシューズの選択も違うだろう。
今回は雨により足元がどろどろになり滑ることが予想されていた(これはコース変更の理由からも明らかだ)。
ならば泥でも滑りにくいシューズを選択するということは当然考えられる(実際直前まで悩んだ)。
逆にロード比率が高く走れるコースの場合はロードシューズで走るという選択もある。

気温や天候も事前に情報収集すればウェアの選択や水の量なども変わってくるだろう。

ロードレースでも、レースが始まる前の練習・コースやエイド情報の収集・シューズの選択などの事前準備から勝負は始まっている。
トレイルランレースではその事前準備のウェイトがさらに大きい。
しかし、それがトレイルランレースの楽しさで、走力的に劣る選手が総合力で勝つなんてことも起こりうる。
これは完走を目指す選手や自己ベスト更新を狙う選手にも言えることで、走力に自信がないからこそ事前準備はしっかりとするべきではないかと思う。

トレイルランレースはまだ国内では歴史が浅く、開催されて10回に満たない大会がほとんどだ。
選手が事前準備で失敗するように、運営側も完璧とはいかないだろう。
もちろん意見を言うことも大事だが、一緒に大会を育てていくような、広い心を持って大会に参加してほしいと思う。
(主催者としてちいさいながらもイベントを開催している身としての意見です)
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