TJAR2016選考会 スタッフ参加録 その1

まずは感想から
ちなみにスタッフに権限は全くなく、実行委員が判定するので本当に感想です。

TJAR2014はNHKのTV放送直後ということで、それ以前から知っていた人とTVみて目指す人が入り混じった状態だった。
その2年後ということで今回初挑戦の人は少なからずTVの影響を受けていて、ランナー系の選手が多いのだろうと思っていた。
そして、選考会日和の荒れた天候と今回から加味されることになったスピード。
これは不穏な気配がするなーと思っていた。
結果的に選手の皆さんは鍛えて来ていたので大事故はなかった。
その点はとってもうれしい。
選手たちの熱意も当然のようにすごかった。

そしてスタッフ目線(完走者目線、上から目線のつもりではありませんが不快に感じたら申し訳ないです)でいうと選手はおおむね3段階に分けられると思った。

1.TJAR本選完走、もしくはそれ以上の成績を目指して訓練してきた選手
2.TJAR本選出場を目指してきた選手
3.書類審査の実績を積んだだけの選手
この3段階だ。
1の選手は文句なし、大多数が2の選手で当落線上、3の選手は全く山慣れしておらず正直選考会を通過するのは厳しいと思った。
思ったよりはっきりわかるものだ。
挑戦することはとても素晴らしいことなのだけれども、残念ながら出場枠が決まっていて、今のTJARの人気と狭き門を考えると、完走の見込みがあまりない選手ではなく完走に近い選手が本選に出場してほしいと個人的には思う。

それと苦言もある。
残念ながら山のマナーがまだまだの人がいたようだ。
山小屋のスタッフへの不敬な態度や挨拶もできない人もいた。
早朝の山小屋の軒先での準備や夜間小屋に向かってライトを(わざとじゃないにせよ)照らすなど、普通だったら怒られても仕方ない。
このあたりはなかなか教えてもらえないので自分で勉強するしかない。
そして、2日目の集合時間への遅刻、こんなことは前回はなかったしそれ以前もなかったと聞いている。
なによりスイーパーの仕事をしているのにゴミを拾うことになるとは思わなかった。
本来はスイーパーもレース後のコース清掃もないのだから、他の選手が落としてしまったゴミでも選手が拾うしかない。
選手じゃない人が落としたゴミでもできるだけ拾うのが暗黙の了解だと思っている。

TJARは他のトレイルランと違って国立公園内を特別に通過させてもらっているレースだ。
そして出場する選手達は、他のトレイルランナーや登山者からは山のエキスパートとして認識されていると思う。
山小屋や登山者達も多くは好意的に見てくれている。
それは自分より先に走った先輩たちが築き上げ、自分たちの代が引き継ごうとしている信頼で、これからもTJARが続いていくために、そしてトレイルランが受け入れられるために必要なことだ。
TJAR出場選手はすでにトレイルランナーや岳人の憧れになっており、望まなくとも注目され、その行動には重みが伴ってしまう。
走力や実力は関係なく、TJAR出場選手の名に恥じない山での行動をとってもらいたいと強く希望します。

もちろんぎりぎり完走の自分よりスピードもあり、マナーもしっかりした選手も多く、一緒に太平洋を目指したいなと思う新たな選手も大勢いた。
ブログを読んでくれている選手も大勢いたようで、少しでも参考になっていればうれしい限りだ。
本当はマナーがあり危機回避ができる人はみんなに挑戦してほしいけれど、枠があるのは仕方がない。
個人的には出てほしい人も大勢いる。
抽選も含め結果がどうなろうとそこは受け入れるしかない。

選考結果の発表は今夜の予定だ。
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