TJAR2016 8/7 DAY 1

TJAR2016 8/7 DAY 1

8/7 0時に大勢の観客に見守られながら魚津の早月川河口、ミラージュランドを出発する。
スタート直後はルートの両側に大勢の観客がいて花道ができている。
できるだけ知り合いとはハイタッチしながら進む。
こんな深夜まで本当にありがとう。

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スタート時 (公式FBより)

花道が終わると剱岳の登山口、馬場島まで約30kmのロードランだ。
中位でスタートしたが、前方の選手はとんでもなくハイペースでキロ6分を切っているだろう。
そしてとても蒸し暑い。
こんなペースに付き合ってらんないとややペースを落ち着かせると佐幸選手(サコさん)と隣同士になった。
やっぱりペースが合う。
そうこうしていると初出場の栗原選手(はっぱちゃん)もやや下げて3人で走ることになった。
はっぱちゃんは直前におそらく最短ルートを試走しているらしく、自分とさこさんはずうずうしくも便乗することにした。
はっぱちゃんから聞いた走力ではかなりきついランになってしまったと思う。申し訳ない。
しかもはっぱちゃんには前回は俺とさこさんが完走ボーダーで、俺たちよりも遅すぎたらかなり厳しいよ、と脅しまでしてしまった(本当にそう思っていた)。
それもあって道案内してもらいつつ、10kmほどのあとは一本道というところまで一緒に走った。
その辺りで元気いっぱいなはっぱちゃんやサコさんから少しずつ先行して、単独走になった。

単独走と続けていると、今後は三重の恵川選手に追いつく。
恵川選手は自分を含め2人しかいない東海地方からの出場選手で勝手に親近感を持っていた。
ここぞとばかり話しかけ、20km辺りの自販機あたりまで並走した。(ここでも自分がボーダー話をしてしまった。。。)
本当に蒸し暑く、水の消費が早かったので自販機で1本飲み、1本持って再スタート。

ここからまた単独走になった。
しばらく走って勾配が急になるところで岩崎選手を追い抜き、馬場島までは歩かずに到着。
3時10分ぐらいかな?
入れ替わりで朽見選手(くっちー)が出て行った。
「くっちーがんば!」と声をかけたが気が付かなかったかな?

馬場島の水道で予定通り装備を整える。
暑さでのぼせ気味だったので頭から水をかぶり、ウェアを水洗い(塩が残ると汗疹の原因になるので)、水の補給など多少時間をかけてしっかりと準備する。
そうこうしているうちに船橋選手と松浦選手が追い付いてきて、短時間のストップで先に出発していった。

両選手にあまり遅れず早月尾根にとりつく。
登り始めると、調子がすこぶる悪い。
オーバーヒート気味だ。
あまり離されないようについていきたいが、ちょっとこれは無理だと判断し、気温が下がり風が吹く稜線までは我慢の登りだ。
途中で吉藤選手に追いつき、つかず離れず登っているとサコさんが追い付いてきて一気に登って行った。
さすがに強い。
もう少しで早月小屋というところで山スキー仲間のS夫妻の応援を受ける。
前回のTJARから懇意にさせてもらっていて、今回使用したヘルメット、ペツルシロッコをプレゼントしてもらっていた。
本当にありがたいし、力が出る。
早月小屋までは我慢の登りを続けて、早月小屋に到着する。

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スキー仲間のS夫妻と愛犬ハナ

早月小屋では松浦選手や船橋選手、サコさんが休憩していた。
サコさんはカップ麺を食べていたがこちらは行動食十分なのと熱いものを食べる気がしなかったので、省略した。
松浦選手や船橋選手が先発し、サコさんと自分が同時に吉藤選手と入れ替わりで出発した。

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カップめんを食すサコさん

ここからは涼しく風も出てきたこともあり、サコさんとペアで快調に進む。
途中、大先輩の木村さんにお会いしたりしながら(一番うるさいといわれた)、本当に快調に進み7時15分ぐらいに剱岳に到着。
前回は台風のためキャンセルされたコースで、自分自身にとっても初登となる剱岳。
感慨もひとしおだ。

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サコさんの力強い登り

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足元は全く同じ アールエル&DYNAFIT FELINE Ultra

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剱岳山頂でグータッチ

記念写真を撮って、立山に向かう。
すでに渋滞が始まっていて、ここからはのんびりペースだ。
フォトグラファーの藤巻氏に写真を撮ってもらったりしながら(TJARの写真集を発売予定らしいです)剣山荘へ。
ささっと補給とトイレを済ませ、吉藤選手と入れ違いで2人そろって出発。
剣沢-別山経由の大汝山-雄山最短ルートに進路をとる。

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カメラを構える藤巻氏


カニの横這いと遥か彼方に薬師岳

別山あたりに先行する3~4人が見え、追い付けそうな気がする。
かといって急ぐこともなくマイペースで別山をあっという間に登頂。
ここから真砂までは緩い稜線で走れる。
軽快に走っていると、急にサコさんの姿が見えなくなった。。。
心配して速度を緩めていると何やら斜面を登っている!?
あとで聞くとヘルメットを斜面下方に落としてしまったようで、運よくハイマツに引っかかったらしい。
本人曰く「リタイヤの危機」だったそうな。


別山への登り 劔岳どどーん!

そんなハプニングも乗り越え大汝山に到達。
みさごさんのチーム(MH.trc)メイトで山スキー仲間のNoza君が応援に来てくれていた。
MH.trcのメンバーは他にもいたるところに応援に来てくれていて、みさごさんが如何にチームに愛されているかわかる。
サコさんと自分はちょっと嫉妬だ。笑(みさごさんと絡みが多い分、MH.trcでは自分は2番人気らしい?)

大汝山出発時に新藤選手を補足、小屋でカレーを食べていたらしい。
そのまま雄山までほぼ一緒に行くが雄山の下りで離れて行ってしまった。
雄山は登りも下りも大渋滞で浮石だらけの急斜面を歩かなければならない。
レースとしても走行禁止区間なので、休憩がてらゆるゆると下る。

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大汝山と雄山のコル(かな???)

一の越山荘では実行委員のKさんが待ち構えていてくれた。
また、船橋選手、北野選手、松浦選手も補給中だった。
こちらもそろそろ補給が必要なのでカップ麺を食す。(これくらいから食欲が減退気味の自覚が出てきていた)
その間に3選手は出発していったが、サコさんと自分は明らかに一枚も二枚も格上の選手に追いつきつつあることにちょっと動揺していた。
これはとばし過ぎなのかもしれない。。。とは思いつつも調子も悪くない。
このまま急がずマイペースでサコさんとともに進むことにする。


一の越山荘 追い付いた!

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一の越山荘出発のグータッチ

龍王岳近くのポコで実行委員のHさんとさとみんがお出迎え。
グータッチだ。
ここから先は、ヒトケがぐっと少なくなる北アの奥地に入る。
その前に元気注入してもらった。

快調に稜線を歩き、ザラ峠ではMH.trcのメンバー(こんな奥深くまで応援に来てくれている)激励を受けつつ、五色ヶ原山荘へ到着。先行の3人とはタッチの差らしい。
本当に天気が良く、気持ちがいい。
その分暑く、水の消費が半端ない。
五色ヶ原山荘でパンと水を補給し先に進む。
この辺りで大休止がなくなり、効率的な行動ができるようになったと思う。

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ザラ峠 かな?

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みさごさんのチームメイトとザラ峠にて


五色ヶ原を背にするサコさん

スゴ乗越までのアップダウンは疲労もたまってきていて苦労するが悪くないペースだ。
そして前回ビバークしたスゴ乗越に16時過ぎに到着する。
前回よりおよそ2時間早い。
先行の3人とほぼ同着のようで、新藤選手が出ていくところだった。

そしてここが本日最後の補給ポイントだ。
本当はここでちゃんと補給しなければならない。
それでも暑さにやられたのと水の飲み過ぎで食欲が出ない。。。
カップ麺1個を注文するも松浦選手やサコさんに「1個じゃ足りない」とうながされ2個に変更する。
が、入っていかない。
強靭な内臓の持ち主の松浦選手やサコさんも同じようでたかだかカップ麺2個に苦戦している、ほんとに珍しい光景があった。笑
サコさんと松浦選手はどうにかお腹にしまい込んだようだが、自分はムリ。
1個半でギブアップし、汁も全然飲めなかった。これが2日目~3日目の不調の前兆だったようだ。

ここからはなんとなく5人で行動となった。
自分とサコさんは、1日目とはいえ前回は影も踏めなかった憧れの選手たちに肉薄できていることに感動し今まで頑張ってきてよかったなあーと早くも自己満モード。
雄大な薬師岳の稜線をルンルン気分で歩いていた(実際は薬師遠いなーとも思っていた。汗)。

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薬師岳を目指す船橋選手


夕焼けの稜線の北野選手

薬師岳の山頂付近で日没を迎え、とにかく目的地の薬師峠へ下る。
薬師岳山荘もほぼ素通りして21:30すぎぐらいに薬師峠に到着。
即席チームも解散し、思い思いの場所にねぐらを決める。
天気が良く星も美しい。
しかし、前方の南の空に稲光が見えたような気がしたので、念のためツェルトの中に装備をしまい、狭い思いをして就寝する。
今日はがんばったから3時間寝ようと、サコさんと1時起床を予定して。。。
風もなく、気温も十分暖かい。
狭さ以外は快適ですぐに眠りに落ちた。。。

この日の行動
72,843歩
5,843kcal
Garmin fenix3HR のライフログより

続く
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