TJAR2016 8/11 DAY5 part1

仙丈ケ岳の山頂付近はガスがかかっており風も強い。
長居は無用だ。
早々に大仙丈に向かう。
が、眠気が取れていない。
危険、とまでは言わないが踏み外せばただでは済まない稜線を歩くのに、眠気で集中力を欠いているのはもちろんNGだ。
風が強く、寒いというほどではないが肌寒さもあったのにも関わらず目が覚めてこない。
ということで早々に安全地帯で眠気を覚まそうと、風の当たらない平地を探しながら歩く。
しかしなかなか見つからず結局大仙丈を越え少し行ったところのくぼ地を見つけるまで眠気をがまんして歩いた。

そこでツェルトをかぶって1時間仮眠する。
ここではほんとうにぐっすり眠れた
1時間のタイマーがなり、はっと目が覚めたときは絶対に寝坊したと思った。
それぐらいぐっすり寝れていて、眠気もすっきりしていた。
もうちょっと歩けば陽も昇ってくるだろう。
そこからは快調に歩けた。

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仙塩尾根の朝焼け

次は三峰岳への登りだ。
と、その前におはりんを捕まえようと思っていた。
ねぼすけのおはりんのことだから絶対に寝坊しているだろう。
案の定、野呂川越しの手前で行き倒れるようにいびきをかきながら仮眠している人を発見。
予想通りおはりんだ。笑
時刻は5時過ぎ、とっくに起きて行動していてもおかしくない。
遠慮なく声をかける。
するとびくっと起きて「どなたですかー?」と寝ぼけている。
名乗ると、え?何時?寝過した?などとまだ寝ぼけている。笑
すぐ行くならここでご飯食べるけどどうする?と聞くとすぐに出発するとの返答。
行動食を食べ、脚のケアなどしながらしばし待ちおはりんと無事に合流。
お互いに再会を喜び先に進んだ。

この日も天気がよく、三峰岳の手前や山頂でも朝早くから応援者がいてくれて、とても楽しい。
前回は苦労した山頂だったが今回はあっさりと越えた。
山頂では超有力女子ランナーのYちゃん(北海道にて面識あり)が来ていて、久しぶりの再会を喜ぶ。

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三峰岳直前(FBより拝借)

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三峰岳山頂(FBより拝借、Y選手に撮ってもらました)

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稜線をるんるん下って熊の平をめざすおはりん

山頂を過ぎればすぐに熊の平だ。
小屋に着くと食事も可能とのことだったのでカレーの大盛りを注文する。
食べながら取材を受け、手早く準備して塩見岳に向かって出発した。
この一連の流れも板についてきて、おはりんとほぼ同じタイミングで準備が完了するようになっていた。

出発したものの、脚の調子はいいがお腹が重い。
最初はゆっくり歩いていたが、おはりんはもっと速く歩きたそうだったのでギアを入れ替え、塩見に向かっていいペースで歩く。
この長い稜線もあっという間に終わり塩見岳が近づいてきた。
塩見岳の登りに取り掛かるところで3-times-finisherの大西選手が逆走応援に来ていた。
北でスイーパーをやっていたはずなのに元気なお方だ。
こちらも元気をもらい、塩見への登りにかかる。

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大西選手と握手(なぜか変な顔。なんでこんな時に。。。汗)

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元気な大西選手と3ショット

塩見への登りは急だが長くはない。
登っている途中でまた応援者とすれ違う。
そして、そこで朽見選手のリタイヤを知る。
故障して三伏峠で休んでいたことまでは知っていたが、まさかリタイヤとは。。。
TJAR2014同期組の中で頭一つ(実際はそれどころじゃない)抜けた実力の持ち主で、努力も気持ちもTJAR2016にかける思いも人一倍だった朽見選手のリタイヤは自分たち二人には衝撃的な出来事だった。
三伏峠にいけば会えるかもしれない、朽見選手の分までがんばらないと、とペースもあがった。
涙もろいおはりんは朽見選手の努力を思いだし、泣いていた。。。

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塩見への荒涼とした尾根を歩くおはりん

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塩見岳ばっちり丸見え

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やってやるぜ

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まれに真面目な顔して登ります(FBより拝借)

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朽見選手リタイヤの報を聞いた瞬間(FBより拝借)

そうはいっても晴天で応援者も登山者も多く、元気をもらって塩見岳を越え、三伏峠に向かって下る。
塩見小屋を過ぎたところで応援の方から、朽見選手が下山したこと、自分のために応援に来てくれて待っていてくれる人がいること、おはりんの友人も予定時間を過ぎているけれど待っていてくれていることなどを聞いた。
そこでスイッチが入る。
これ以上待たせるわけにはいかない。
塩見小屋から三伏峠までのアップダウンをベストに近いようなペースで歩く。
イメージとしては前回のヤレヤレ峠での西田選手の圧巻の歩きだ。(そこまでできていたかは分からない)
TJAR2016のゆるいアップダウンのパートではここがベストの歩きだったと思う。
そして15時前に三伏峠に到着した。

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三伏峠到着直前(FBより拝借)

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峠到着(FBより拝借)


part2へ続く







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