TJAR2016 8/12 DAY6 part1


荒川前岳の山頂で道がわかりにくく、ちょっと迷ってから下山開始。
荒川小屋までの下りは去年の夏に歩いたことがあり、記憶がある。
下り始めてすぐにガスから抜けて視界(といっても暗闇だけど)が広がった。
遠くに灯りが見える、、、が全然近づいてこないけど。
荒川小屋には東海の友人3名がスタッフで入ってくれたり応援に来てくれたりしている予定だったので早く着きたかった。
でも急ぐところではないのでマイペースで進み、荒川小屋に到着。
スタッフさんは深夜にもかかわらず待っていてくれた。

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荒川小屋到着(FBより拝借)

友人のスタッフは後半担当でまだ到着していないとのことだった。。。なんだよー。
空腹感があったのと全然休んでいないのでちょっとだけ座って三伏峠で買ったパンを食べる。
その間スタッフさんと話していると、友人3人のうちNさんのみ到着しているとのことだった。
起こすよ、と言ってくれたが深夜だ、ちょっと遠慮したが結局お言葉に甘えてしまう。
Nさんは寝ぼけまなこでやってきたが、よろこんでくれた(と思う)。
もちろんこちらもうれしい。
あいさつとお礼をしてから赤石岳に向けて出発する。

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友人やスタッフさんたちと(FBより拝借)

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準備完了!(FBより拝借)

赤石岳へは深夜の行軍となった。
相変わらず星がきれいだ。
こんな夜だったら、夜の3000m峰でも躊躇なく進めてしまう(もちろんそれなりの練習を積んでいれば)。
ペースはぼちぼち。
ここで歩きながらゴールに向けての具体的なタイムテーブルを考えだした。
前回より25時間ほど早いので前回と同じペースなら6日と22時間になる。
7日切りは見えた。それよりも自分は日中ゴールしたかったのであと5時間、巻かないとならない。
ロード区間は、、、巻けなさそうだ(ボロボロのイメージしかない)。
ならば山でなんとか巻くしかない。
疲労のあるので山で巻くには小屋での休憩を減らすしかない。
残念だけど聖平か茶臼の小屋をとばすか。。。なんてことを考えていた。

そんな考えがまとまらないうちに赤石岳へ到着する。
時刻は2:25、避難小屋は利用時間ではなくまだ灯りもともっていない。
挨拶したかったが、先に進むしかない。


ぼけぼけだけど赤石山頂

前回はここで夜が明けていて雨もやんでいたので、百間洞までの道は明るかった。
今回はまだ暗闇だ。
そしてこの区間はガレていてとても歩きにくい。
今回はここで何度も足をぶつけダメージを負ってしまった。
いつまでたっても明るくならず、足も何度もぶつけいらいらしてしまったところで、百間洞山の家に到着した。
小屋はすでにあいていたのでお願いして買い物だけさせてもらう。
応援の?トレイルランナー風の人が多いのにはびっくりした。
おはりんともども本当は少し休みたかったが、人が多く小屋前ベンチもいっぱいだったので少し食べて先に進むことにする。

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百間洞山の家到着(FBより拝借)

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軒先で食事中(FBより拝借)

中盛丸山への登りは疲労の蓄積、足へのダメージ、眠気、空腹などでペースがガタ落ちだった。
回復のためにも手前のコルでごろ寝でもしようとおはりんと話していたが、なんとかついたところでNHKが撮影に入っていた。
そして、ちょうど日の出を迎え、富士山も美しく見える。

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山での最後の夜明け

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富士山も美しい

内心は今ここで寝たら気持ちいいだろうな、と思っていたがNHKの前でごろ寝も、と思いコルをパスして頂上を目指す。
おはりんが先行していたので背中から「激走!日本アルプス大縦走」の名シーンの1つをまねて、「その頃、選手たちは心の旅を続けていた」とナレーションを入れた。
すると、おはりんが泣きながら一緒に旅できて本当によかったと言う。
そりゃー俺もよかったけど、なんて涙もろいんだ。笑

中盛丸山を越え、小兎の手前でようやく陽があたる平地を見つけ、1時間横になることにする。
ここのごろ寝は本当に気持良く、ぐっすり眠れた。
仮眠を終え、準備していると荒川小屋で会うはずだったスタッフをする友人2人がやってきた。
「なにしてんだよ、おせーぞー」なんて軽口もでる。
みんなが速すぎるんだと言われた。
友人とするこういう軽口は最高に楽しい。
元気をもらい、出発する。

そして、ここでの休憩はとても価値のある休憩だった。
中盛丸山を登った速度ではこれから先はさらに厳しいか。。。と思っていたが、脚がとても軽い。
予想以上にぐいぐい登れる。
小兎を軽く越え、兎を越え、聖までも本当にあっという間に登った。
聖は感覚的には南アルプス最後の砦で、ここを越えてしまえばあとは下り基調か?というところだ(そんなに甘くなかったが)。
聖で写真撮影をし、FBに投稿。
これは自分たちのGPSが動いていないことと、ここから先はしばらく電波がなく音信不通になってしまうので以前から決めていた。


聖の登りで千原選手(2014出場)やお仲間さんたちと


聖山頂。お気に入りの1枚

聖岳を下る。
ここでも調子がよく、すいすい下れる。
あっという間に小屋への分岐へ到着する。
そこで北アでスイーパーをやってくれていた飴本さんと昨日三伏峠から下山したはずのYさんと出会う。
二人とも元気そのもので、熱く応援していただいた。

そして、楽しみにしていた聖平小屋へ到着した。

続く
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