ブラックダイヤモンド ピックストック ウィペットの感想

ブラックダイヤモンドのピックストック「ウィペット」を購入し、使って、スキーを履いたままの滑落停止訓練までしてみたのでそのレビューをしようと思う。
普段は深雪滑降目的で冬山に行くため、アイゼンピッケルが必要な場所には行かないことが多い。
雪面が固くなったら登行終了し滑降、というのがこれまでのパターンでありその方が安全だ。
また、ピークハントを狙う時はアイゼンピッケルも当然持っていく。
そのため、ピックストックの存在自体は以前から知っていたが、必要ないと思っていた。

今回のウィペット購入のきっかけは、同じブラックダイアモンドのストックを片方なくしたことだった。
ウィペットは1本販売しているので、どうせ1本買うなら試してみるか、という感じだった。

仕様
・97cm~140cmまで伸縮可能
・刃渡り約9cmのピックあり
・ピックにキャップが付属
・バスケット付き

メリット
・両手で体重をかければスキーを履いたままでも停止できた。
・アイスバーンやクラスト斜面の登行中・滑降中は安心感はある。
・アイゼン登行中のピッケル&ウィペットの組み合わせは安心感と登りやすさのバランスが良い。
・重心が上にあるため、思ったよりは振りやすい。
・道具の確保などに利用できる。

デメリット
・やはり重い。
・滑降時には、ピックで自傷する不安にかられる。
・ピッケルとして使うには取り回しが悪く、強度的に安心感が足りない。

総評としては、スキー登行中、滑降中の安易な滑落停止用具としては十分機能を果たすと思う。
スキー登行時や滑降時にそれほど邪魔にもならない。
しかし、スキーを脱ぎアイゼンピッケルが必要な場面でピッケルの代わりに使うには役不足と思われる。
買って損はないと思うが、ピッケル代わりに積極的に使うのはお勧めできない。

amatchがよいと思う組み合わせは以下の通り。(すべての場面に対応するわけない)
深雪滑降目的、春山ハイク:ストック×2
スキーを使ったピークハント目的:ストック、ピッケル、ピックストック各1

これからの残雪期山スキーは当然ピークハントも視野に入って来るので、ストック、ピッケル、ピックストック各1の組み合わせが安全と歩きやすさのバランスが良いと思う。
(個人的な感想なので悪しからず。また、必ず滑落停止訓練をしてから山で使いましょう。)

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